難病もりこの海外生活ブログ

難病になって10年。 薬を飲まずに改善。妊娠出産を経てオーストラリアに移住。病気をしてから変わった事やオーストラリアでの生活を綴ります。

里帰り出産を考えているあなたへ

こんにちは。

只今妊娠34週のもりこです。

 

実家から離れた場所に嫁いで妊娠された方は一度は里帰り出産を考えたと思います。

 

私の実家は東京で、今住んでるところは神戸。

私も妊娠した時に里帰り出産の事を色々調べました。やはり、出産前後は親の元でお世話になるのが精神的にも楽ですよね。

 

でも、調べてみると単純に受け入れてくれるわけじゃないんです。

色々な規定があります。

 

病院によって多少違いはありますが、私の場合は下記の条件が必須でした。

 

●里帰り出産希望病院にて、15週までに受診

(その際に今かかっている病院の紹介状が必須)

 

●33週まで今の病院の検診を受け、34週に里帰り出産を希望している病院に再度診察を受けて、受け入れてもらえるか判断される。

(その際も病院の紹介状が必須)

 

●受け入れる条件は、母子共に健康であること。逆子などの問題がない事。高血圧や尿蛋白がプラスになっても無理です。(うちの受け入れ病院ではそうでした。)

 

私の場合は、里帰り先での検診の際に持病の事を伝えたら、病気によってのリスクが少しでもある場合は、受け入れられないという事だったので、産婦人科と内科の受診を義務付けられていました。

 

内科では

33週まで月に1度血液検査、心臓エコーをして病気の症状を診てました。

 

産婦人科では

妊娠3ヶ月までは2週間に一度の検診。

その後7ヶ月までは月に一度。

臨月までは2週間に一度。

臨月に入ったら週に一度の検診となりました。

 

安定期に入るまではとても不安の毎日でした。お腹の膨らみもある訳ではなく悪阻があるからと言って元気という証拠もなく、その頃は検診に行く日がとても待ち遠しかったです。

 

平日は仕事していたので、病院行くのは土曜日しかなく、なんだか日々バタバタしてました。

母親学級もなかなか予約が取れず、結局行かず終いになってました。

 

しかし、里帰り先の病院では必ず母親学級を受けて欲しいという事で急遽予約しましたが、本来妊娠37週までに受講しなくてはならないのに、私は間に合わず38週での受講となりました。

 

やはり仕事をしていると、平日自由な時間が無いのと、里帰り出産準備などでこういった講座を行き忘れがちですが、支給される本だけでは勉強不足なので早めのうちからこう言った講座の予約は必須と実感しました。

 

また、私は今回2つの病院を行き比べて思ったのが、病院によっての方針がとても違う事。

受け入れてもらう病院に従わなければいけないのは当たり前ですが、そのせいで翻弄させられる事が多かったです。

 

ただでさえ、妊娠中は不安な事があって病院という場所を信頼して通院はするのですが、後半になってまた新たな先生に診てもらうことは、思った以上のストレスがあるものだと実感しました。

 

里帰り出産の良し悪しによく挙げられるのが、夫婦間の問題、出産後のメンタル、体力面ですが、私はこれに病院での信頼度も必要ではないかと思いました。

 

大事な我が子が産まれてくるまでの間は、信頼できる先生がいれば心強いはずです。

 

これから里帰り出産を考えている方はこういった事も視野に入れて欲しいなと思いました。