オーストラリアの幼稚園は何歳から?
こんにちは。
オーストラリア在住のもりこです。
オーストラリアの幼稚園と日本の幼稚園との最大の違いは、生まれた月と 週に行く回数です。
幼稚園は満3歳から入学可能ですが、行くか行かないかは自由です。
満4歳は義務なので行かなくてはいけません。
満5歳はプレップ(preparation course )と呼ばれ、小学校に通います。小学校の準備コースですね。
小学校は学区内から選ぶことが出来、私立も日本よりいっぱいあります。
日本では満5歳は年長さんですよね。
プレップのクラスに行くと、そのままその小学校に行くことになります。
ですので、4歳の時には行きたい小学校に申し込んでおかないといけません。
また州によって生まれた月によって学年が変わるので、今回はビクトリア州の例です。
生まれた月と言うのは、日本の場合4月から3月を同じ学年にします。
早生まれは1月から4月1日までですよね?
ビクトリア州では基本1月から12月までですが、12月から5月生まれの子は早生まれとなり、学年を下げることが可能です。
これは複雑で、私も最近まで理解ができませんでした。
例えば、2020年1月で3歳になる子供がいます。
オーストラリアは1月から新学期となります。
その子は、2020年1月から3歳クラスの入学が可能ですが、レベル的に周りの子供より成長が遅いと親が感じたら、2021年 1月から3歳クラスに入学させることもできます。
また、早生まれの子供が3歳や4歳のクラスに入って周りの子供より成長が遅いなと先生が判断した場合、もう一度同じ学年のクラスを1年やることもあります。
オーストラリアでは子供の成長に合わせてクラスを決めてあげることをします。
周りの子供たちのレベルについていくことができないと判断するのは先生ですが、親御さんとよく相談して同じ学年をもう一度するのか決めるそうです。
日本ではないシステムですが、子供が小さい時は早生まれの子供は損をすることが多いので、こういうシステムがあると子供はストレスなく学校生活を楽しめるんではないかと思いました。
満3歳のクラスは3時間から5時間、週に1回か2回しかありません。
うちの息子の行く幼稚園も、週に1回の3時間しかありません。
値段は1回35ドル。
日本より高めです。
満3歳クラスは義務ではないので、国のサポートがないため値段は高めになります。
時間も少ない上高いので、行かせない家庭も多いです。そのため幼稚園によって1クラスしかないことが多いです。
満4歳クラスは15時間と法律で定められています。
週3回のクラスです。
満4歳クラスは義務なので国のサポートがあり、1学期ごとに支払う金額は大体60,000円前後だと思います。
オーストラリアの幼稚園は、行く回数や時間も少ないです。
また、日本の保育園も存在します。
こちらではデイケアと言われ、0歳から預かってくれます。
時間も7時から18時位まで預かってくれます。
日本と同じく、働いているママやシングルマザーが優先されます。
値段は1日150ドル前後。日本円で10,000円前後です。
週に決められた時間以上働いていると、国がサポートしてくれるので収入によりますが1日3000円ぐらいにはなるらしいです。
しかし人気が高いためなかなか入りづらいみたいです。
日本と違い、両親が共働きではなく片親しか働いていなくて、一定の収入以下だと国のサポートがありとても助かります。
日本と違って子供と接する時間がとても長いです。
うちはリトミックやプレイグループに行って、他の子供たちと接する時間を週に3回設けています。
共働きの文化が強いオーストラリアですが、小さい時はなるべく子供と一緒にいるように仕向けられているのかなと思います。
またご両親のサポートによって仕事を続けているママさんも多いです。
ご両親が孫の面倒を一定の時間見ていると国が援助してくれるらしいです。
国によって文化やルールが違うので、海外に住むと日々勉強だなと思いやられます。