難病もりこの海外生活ブログ

難病になって10年。 薬を飲まずに改善。妊娠出産を経てオーストラリアに移住。病気をしてから変わった事やオーストラリアでの生活を綴ります。

オーストラリアの幼稚園の入学方法

こんにちは。オーストラリア在住のもりこです。

 

オーストラリアでは州によって法律が違います。

 

今回は、私が住んでいるビクトリア州の幼稚園申し込み方法をお伝えします。

 

先日も記事にした通り、幼稚園の入学時期は3歳からです。

 

3歳は幼稚園に行っても行かなくても良いのですが、4歳は義務となります。

 

オーストラリアでは、1月後半が新学期となります。

 

満3歳になるその年の前年度に申込書を提出します。

 

うちの息子は2020年入学予定なので、2019年6月までに行きたい幼稚園を見学して願書を出しました。

 

幼稚園は私立と公立があります。

 

行く時間数によって値段が変わりますが、私立はやや高めになっています。

 

 4歳は義務教育なので国が料金を一部負担してくれるため、時間数が長い割には料金は安いです。

 

時間は週三回15時間と設定されています。

 

 

 3歳は義務教育ではないため時間数も少なく値段も高めです。

 

値段が高い割に時間も少ないので入れる人はまちまちです。

 

そのため幼稚園につき1クラスしかない場合が多いです。

 

人気のある幼稚園はすぐに埋まりやすいため早めに願書を出した方が良いです。

 

幼稚園は何個かの機関が、幼稚園をまとめて運営しているため、見学に行って良いと思った場合はその機関に願書を提出します。

 

私が見に行った公立の幼稚園は3箇所です。

 

 

3歳と 4歳のクラスがあり、年によって校庭も分かれていました。

 

だいたい週に2回2時間15分ずつや、週に1回5時間の時間割です。

 

日本では考えられない位短い時間ですよね。

 

値段はタームごとに支払います。

 

年間4タームあり、幼稚園は大体40,000円位です。

 

4歳クラスだと15時間で1ターム40,000円位です。

 

 

 

こちらの幼稚園はお弁当やおやつは持参をします。

 

また時間数も少ないためトイレトレーニング等はあまり期待できません。

 

日本と一緒で、働いているママさんは大体保育園に入れます。

 

保育園はデイケアと呼ばれ子供を入れたい時間数や日数は自分で選べます。

 

1日朝から夕方まで預かってもらうと15,000円位するそうです。

 

仕事をしていたり仕事探しをしている人は優先的に入れてもらえます。

 

その場合は、収入によってですが国が8割近く負担してくれるそうです。

 

しかし日本と一緒で認可外の保育園だったり、保育士不足が問題となっていて簡単には入れないそうです。

 

 

 

 

 

 

私立の利点はそのまま系列の小学校に入りやすいことです。

 

日本とは違い受験といった形はほぼありません。

 

面接がある学校も稀にありますが、日本よりもラフな感じで、ただ子供の成長ぶりを見る位だそうです。

 

私が見学に行った私立の幼稚園は、既に小学校の願書を出していたり、姉妹がその学校に通っていると優先的に入れてくれると言われました。

 

実際私立の願書を出したのですが、小学校の願書はまだ出してないと言ったら、そしたら残念ですが現時点で入学許可は降りませんと言われました。

 

小学校の願書を出したら入学できるかと聞いたら、最優先で選考されるが保証はないと言われました。

 

その時点で倍率は2倍でした。

 

将来的なことを考えて、その私立の幼稚園に子供を入学させたかったので、後日小学校の願書を出したら、結果幼稚園は受かりました。

 

幼稚園のオファーが来た場合、期日までに保証金を入金します。

 

 

大体締め切りは6月中旬ですその後先行されて、遅くても8月上旬には結果が出ます。

 

うちは公立も念のため願書を出し、7月にはオファーをいただいていました。

 

しかし第一希望の私立の幼稚園からはその時点でまだ返事がなく、万が一のため公立の幼稚園も保証金を払って確保しておきました。

 

結果私立も受かったので、公立の保証金は返金されないままになりましたが、仕方なかったかなと思います。

 

公立の幼稚園の書類では、もし第一希望がまだ返信ない場合、キープすることができるがお金を払わない限り保証は無いと書いてありました。

 

なので確保するためにも保証金を無駄にするのは仕方ないと思います。

 

こちらの幼稚園は日本と違い、入学式や制服はありません。

 

また親同伴の遠足などもありません。

 

母親が1日先生の代わりになって、自分の国の文化を教えたりする授業もあるそうです。

 

また保育園で可愛がっているぬいぐるみを、生徒の家に持ち帰りお泊まりする週間があったりするみたいです。

 

日本と比べるとあまりイベントも少ないみたいですが、どこまで教育方針が違うのか楽しみです。

 

幼稚園の願書を出す時期はすぎたりすると面倒なので、新しい土地に引っ越してきた場合は、周りの人に詳しく聞いたり、ネットで調べたりしてその時期を把握しておくべきです。

 

私もこの町に引っ越してきて1年。最初のほうは情報収集するのに大変でした。

 

 

州によって入れる歳の誕生月や、ルールが違うのでしっかりと教えてもらった方が良いです。