難病もりこの海外生活ブログ

難病になって10年。 薬を飲まずに改善。妊娠出産を経てオーストラリアに移住。病気をしてから変わった事やオーストラリアでの生活を綴ります。

オーストラリアで仕事中に怪我、入院、手術。保険はどうなる?

こんにちは。オーストラリア在住のもりこです。

 

先日旦那が仕事中怪我をして救急へ。

 

その後入院して手術。

 

その際の保険の話と病院事情をしていきたいと思います。

 

 

オーストラリアは雇用されると、日本と同じく労働災害保険に加入させられます。

 

仕事中に怪我をすると、病院からの診断書と申請書を提出します。

 

審査されて受理されると、怪我が治って復帰するまでの給料が保証され、病院代(手術代、診察代、入院費)を負担してくれます。

 

オーストラリアは国民保険に入っていると、基本病院代は無料ですが、私立病院では有料になります。

 

 

 

旦那が怪我をして救急に行くと、そこまで待たずに診察台まで行けたそうです。

 

これは日本と同じで、重病人が優先されます。

 

旦那は骨折だったのですが、混んでる場合は痛み止めを打たれて何時間も待たされる場合もあります。

 

運が良く?今回はすぐに診察台に行けたそうです。

 

直ぐにレントゲンを撮って、応急処置を看護婦さんがしてくれました。

 

痛み止めも飲ませてもらい、点滴を打たれて医者を待つ事3時間。

この時点で18時。運ばれたのは15時です。

 

医者に会えるのは20時ごろだと言われ、そのまま入院へ。

 

そのまま手術になるかもしれないと言われ、飲み物食べ物も与えてもらえず、ひたすら先生を待ってたそうです。

 

先生が来たのは21時前。

 

ここではレントゲンを見せながらの説明はありませんでした。

 

手術は次の日の昼頃と言われて、軽食をいただき眠りについたそうです。

 

翌朝から絶食。

 

昼前になっても手術の事は連絡なし。

 

ただひたすら痛み止めと点滴を変えられるだけでした。

 

そしたら突然看護婦がやって来て、あなたは私立の病院に転院する事になったのだけど、何でなの?と。

 

こちらも何を言ってるのか分かりません。

 

仕事中の怪我なので、労災が関係してるのかもと看護婦が言い、調べるので待ってて欲しいと。

 

結局午後になっても音沙汰なし。

 

そしたら医者がきて、なんで転院しなかったんだ?そのせいで手術は後回しにされたぞ。と。

 

とりあえずもう一度確認してくると言って去っていきました。

 

もう何が何だか分かりません。

 

旦那は朝から何も食べれず、昼に受ける予定の手術も受けれず、夕方まで待つのみ。

その間看護婦さんに聞いても分からないと。

 

結局夜ご飯ももらえず待たされ、キレた旦那が看護婦さんに問いただすと、調べた結果今日は手術無しですと言われてました。

 

日本では考えられませんね。

手術の予定が確実じゃないんです。

 

旦那が手術はどうでも良いから、ご飯与えてくれ!と言ったら、サンドイッチ2パック、ヨーグルト、ジュース、ビスケット、アイスクリーム、コーヒーを持って来てくれました。

 

朝からの絶食はなんだったんですかね。

 

旦那も空腹のあまりイライラが絶頂に達してました。

 

翌日10時ごろ麻酔を打たれ、気づいたら手術が終わってベッドに寝ていたそうです。

 

手術は無事に終わり、翌日に退院。

 

全治3か月と言われて、2週間以内に再来の予約を連絡しますと言われてました。

 

退院したのが週末の為、週明けに労災の書類をボスと一緒に書いて提出。

 

労災がおりれば、復帰するまでの給料が保証されます。

 

給料はいつもの給料日と同じにもらえます。

 

病院は公立だった為、元々無料ですが私立だったとしても無料で帰れました。

 

日本の病院との違いは

 

各部屋にトイレ、シャワーがあった事。

 

コーヒー飲みたいと言ったら持って来てくれる。

 

わたしにもコーヒー飲みたいか聞いて来た。

 

アイスクリームが食事によく付いてくる。

 

骨折での手術でも全身麻酔

 

その全身麻酔は病室から。

 

手術前に詳しい説明無し。

 

手術の予約は適当

 

面会時間は9時20時

 

救急で行くと、医者に会う前に看護婦がある程度処置してくれる。

 

労災はもらってる給料そのままもらえる。

 

労災の定義は州によって違う

 

ですかね。

 

あと、旦那が骨折する1週間前に同僚がプライベートで腕を骨折したそうです。

 

救急で行ったのに、一旦帰されて後日手術する為に病院に行ったそうです。

 

同じ病院なのに扱いが違いますよね、、

 

もしかしたら、労災が効くか効かないかの違いなのでしょうか?

 

そこは分かりませんが、とにかくオーストラリアの病院は適当という事です。

 

皆さんもオーストラリアで病院に行く際、日本では考えられない事が起きるけど動揺しないでくださいね。