難病もりこの海外生活ブログ

難病になって10年。 薬を飲まずに改善。妊娠出産を経てオーストラリアに移住。病気をしてから変わった事やオーストラリアでの生活を綴ります。

海外でのコロナ対策。日本との違いは?

こんにちは。オーストラリア在住のもりこです。

 

コロナが猛威を奮って7カ月。

なかなか落ち着かないです。

 

日本でも感染者はなかなか減らず、経済的にも精神的にもヤキモキしてる方が殆どだと思います。

 

また、先進国なのに給付金の手続きがやたらと遅かったり、全国で給付のスピードに差があったりと、なんだか日本大丈夫?と思いました。

 

そして芸能人などが感染すると何故か謝罪。

 

それっておかしくありません?

 

派手に遊んでいようと、自粛していようと、目に見えないウィルスにはかかってしまうのは仕方ない事。

 

きっと芸能人などは、一般人の手本となった行動をしなくちゃいけないと言う何かがあるんでしょうね。

 

もちろん法を犯してまで遊びまくって感染すれば、オーストラリアでも誹謗中傷の嵐になりますが、芸能人や著名人の方が感染しても誰も謝ることはありません。

 

さてさて、オーストラリアですが、今私が住んでいるビクトリア州で感染者がまた増えています。

 

ビクトリア州に次いでニューサウスウェルズ州が数十人感染者が出たと発表される事がありますが、何故か他の州は殆ど感染者がいません。

 

オーストラリアは州によって州知事がいて、州ごとに法律があります。

 

感染者が日に日に多くなり、200人超えが続いてしまったので、1カ月前からメルボルン近郊は2回目のロックダウンステージ3に。

しかし、なかなか感染者が減らず増える一方。そのため先々週からステージ4へと警戒が上がりました。

 

ステージ4とは、夜間外出禁止。全学校休校。外出は1時間まで。買い物は1人で。家に人を呼んではいけない。

規則を破ると罰金15万円!

 

メルボルンがステージ4へと上がったら、メルボルン近郊以外のビクトリア州では、ステージ3になってしまいました。

 

メルボルン近郊がロックダウンになったら、郊外に逃げる人が多く、そのせいで郊外で感染者が少しずつ増えてしまいました。

 

 

ステージ3とは、不要な外出は控える。幼稚園、保育園以外は休校。運動のみは外出オッケー。家に人を呼んではいけない。

もちろん規則を破ると罰金15万円!

 

ただ、今回のロックダウンはステージ3の地域なら幼稚園、保育園はやってる事が不幸中の幸でした。

 

うちには3歳の息子がいるのですが、前回のロックダウン6週間ずっと子供と2人きりだったので、精神的にも疲れました。

 

オーストラリアでは、老人ホームや、精肉工場など人が集まる場所で感染者が増え続けてしまい、老人ホームの方が多く亡くなってしまいました。

 

幼稚園や学校などもたまに感染者が出たとニュースでやるのですが、そこから感染者が増える事はあまりなく、やはり老人など免疫力が弱い方が重症化してしまうようです。

 

ただ、オーストラリアは給付金制度がしっかりしており、老人や小さい子供がいる家などはすぐに給付金がもらえました。

 

また、コロナが原因で仕事が減った人には、最低保証の給料を与えたり、失業者にもすぐに給付金が配られました。

 

この給付金は2週間毎にもらえるのですが、最初は4月後半から9月いっぱいまでだったのが、なかなかコロナが落ち着かないので、今年いっぱいまでは配るそうです。

失業者には来年の3月まで。

9月以降は給付金の金額は下がりますが、長い期間給付してくれるので凄い事だと思います。

 

オーストラリアは今州境を閉鎖しています。

閉鎖する事で、感染者を他の州に行かせないようにして、感染者が増えるのを防いでいます。

 

警察や軍隊が検問などをして守ってくれています。

 

警察や軍隊が総出となるのは日本では考えられませんよね。

 

今はマスクをしていないだけでも2万円の罰金になります。

 

警察や軍隊が街中をパトロールしたり、検問したりなどして聞こえは騒々しい感じですが、感染したくない側からしたら守られてる感があって助かっています。

 

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あと3週間続くロックダウン。

 

一時期はメルボルン近郊だけで700人超えでしたが、最近は200人ちょっと。

 

峠は越えたと言っていますが、あと3週間でどれくらい減るのでしょうか?

 

その時点でそこまで減っていなかったら、ロックダウンは延長すると言われています。

 

年内はダメなんじゃないかと騒がれていますが、一刻も早く平和な日が来るのを望んでいます。