難病もりこの海外生活ブログ

難病になって10年。 薬を飲まずに改善。妊娠出産を経てオーストラリアに移住。病気をしてから変わった事やオーストラリアでの生活を綴ります。

オーストラリアの幼稚園はどんな感じ?

こんにちは。オーストラリア在住のもりこです。


以前幼稚園のシステムについて少しお話ししたかと思います。

 

 

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今息子は3歳クラスの幼稚園に行っていますが、近いうちに4歳クラスのクラス分けがあります。4歳クラスはビクトリア州ではプリスクールと呼ばれ、義務教育となります。

 

幼稚園によって違いますが、大体2クラスから3クラスに分かれるみたいです。 
これもまた州によって変わりますが、4歳クラスの時に5歳のクラスに能力や体力がついていけるのか先生が査定をするそうです。

 

能力や体力がまだ備わっていなそうな場合は、先生から留年する案も出されるそうです。

 

 

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日本で言う早生まれは、こちらでは9月から4月みたいです。当然早生まれの時期に生まれていると他の子よりもできないことが多かったりします。

 

先生に提案されたり、親がまだ自分の子供は無理そうだなと判断した場合、3歳クラスを2回やって、学年を一つ下げて進級する子もこちらではとても多いです。

 

 

日本では考えられないので、最初はそのシステムに戸惑いましたが、子供の能力をストレスなく引き伸ばしてあげるには、留年と言うシステムはアリなのではないかと思います。

 

実際うちの息子は10月生まれなのですが、クラスの中では1番生まれ月が遅いため、来年のクラスではうちの息子が10月に5歳になった時点で、6歳になっているクラスメイトもちらほらいるそうです。

 

うちの幼稚園ではオーストラリア人がほぼ9割。2カ国語をしゃべる子供が少ないため、語学力は他の子よりとても劣っているのが心配の種でした。

 

 

先生とも相談をし、本来3歳クラスは週1回の3時間なのですが、来年のことも考えて今のうちに語学力を伸ばそうと言うことで、今週から週に2日半日の時間を増やして様子を見ることにしました。


私の友達の子供でも3月生まれや10月生まれの子は3歳クラスを2回やっている子がいます。特に2カ国語を話す子は語学力が上達するのが遅いので、1年遅らせて進級させるご家庭が多いです。満4歳のクラス、プリスクールは日本で言う年長さんに当たります。

 

満5歳のクラスはプレップと呼ばれ、小学校の準備クラスとなります。そのため校舎は小学校になるので、基本プレップを通った学校に進級します。

 

うちの幼稚園は保育園と呼ばれるデイケアも併設しているので、うちは延長した時間はデイケアのクラスに預かってもらっています。

 

クラスが違うのですが、先生がたまに一緒だったり、幼稚園で一緒の子供がデイケアに通っているケースもよくあるので、あまり環境が変わらず通園できるのは良い点だと思います。

 

今オーストラリアでは、コロナの影響もあり、幼稚園の室内に親が入ることができません。

 

なので子供がどんな部屋で遊んでいるのかわからないのですが、毎回写真や動画を先生が送ってくれるので安心して通わせることができます。

 

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いろいろ他の方から聞いた話によると、やはり私立の幼稚園の方が写真や動画を定期的にアップデートしてくれたり、コロナの直に幼稚園に通えなくても、課題などを定期的に出してくれました。

 

日本もそうだと思いますがやはり私立の方がお金が高い分先生のケアも全然違うと実感しました。

 

ただ、永住権がない場合に子供を学校に通わせる場合は、公立でも私立並みの金額を取られます。

 

あと、学校を選ぶ際に気をつけるのは、日本人の子供があまりいない事も大事だと思います。

 

いるとどうしても同じ日本人同士で固まってしまい、言語の上達が悪かったり、虐められやすくなるみたいです。

 

小さい時の学校選びって案外大事だと思いました。

 

子供の性格に合わせて入れられるのがベストかもしれませんね。

 

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