難病もりこの海外生活ブログ

難病になって10年。 薬を飲まずに改善。妊娠出産を経てオーストラリアに移住。病気をしてから変わった事やオーストラリアでの生活を綴ります。

オーストラリアの私立と公立幼稚園の違い

こんにちは。オーストラリア在住のもりこです。

 

うちの息子は来月で4歳になるのですが、私立の幼稚園に行っています。

 

実際、私立と公立の幼稚園を比べてどちらが良いのかを考えて、私立に決めました。

 

違いを検証していきたいと思います。

 

 

1. 専用のアプリを使っている

2. 写真や動画を定期的に送ってくれる

3. 小学校の付属なのでエスカレート方式に小学校に入れる。

4. 満5歳クラスでは2カ国語を勉強させる。

 

 

1. 専用のアプリを使っている

私立の幼稚園では専用のアプリを使って、先生から連絡がきます。

質問があれば先生にそこから連絡をして、すぐに返答があります。

 

公立では専用のアプリがないため、連絡したいときはメールや電話でコンタクトする方法しかありません。

 

 

 

2. 写真や動画を定期的に送ってくれる

私立は専用のアプリを使っているので、定期的に写真や動画を送ってきてくれます。

日本では幼稚園の状況を写真を撮るのは不可らしいのですが、こちらは入園する際に写真を撮ってもいいと言う承諾の書類を出しているので、授業中に先生が色々と写真を撮ってきてくれます。

 

 

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女の子は特におしゃべりが上手なので、その日何があったのか話してくれるとは思うのですが、男の子はあまり言わないので、写真を見て何をしたか分かるのでとても助かります。

 

またそれを保存して自分の親などにメールで送れるのでとても便利です。

 

公立の幼稚園の場合はあまり写真を撮らないみたいです。撮った場合は幼稚園の受付に大きなテレビがあってそこに流れているようです。

なので保存は出来ずその場で見るのみです。

 

3. 小学校の付属なのでエスカレート方式に小学校に入れる。

 

私立の幼稚園は基本、付属の幼稚園となっているので、幼稚園に入園していれば試験もなくそのまま小学校に入学できます。

 

日本の私立と違い、入学する際に筆記試験等がないのですが、入れる優先順位があったりします。

姉妹が通っていたり、親がそこの卒業生であれば優先的に入学できるのですが、そういうのがない場合は優先順位が低くなるので倍率が高い場合は入れません。

 

ですが幼稚園の時に小学校の保証金を払っていれば確実に入れます。なので幼稚園から入れさせておくとスムーズに入学しやすいです。

 

公立の場合はどこの幼稚園に通っても基本は自分の家の学区内の小学校に入学します。

 

他の公立の小学校に行きたい場合は、空きがあれば入れる場合もありますが、その場合は優先順位が低いので確実とは言えません。

 

住むエリアによってあまり環境の良くない小学校があったりするので、気にしている親御さんは小さい時から私立に入れている家も多いです。

 

 

4. 満5歳クラスでは2カ国語を勉強させる。

私立では満5歳クラスでは、ドイツ語や日本語といった2カ国語を勉強させる学校が多いです。

 

 

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その場合は小学校以降でもその言語を教えています。小さいうちから違う言語を教えているので、そこにいかせている親御さんもオーストラリア以外に興味を持っていたり、その土地から移住してきた人も多いので、公立の学校に比べると人種差別があまりないのではないかと思います。

 

公立の幼稚園では2カ国語を教えているところはとても少ないです。

 

小学校からはどこの学校も2カ国語を勉強するのですが、学校によってドイツ語や日本語、インドネシア語や中国語を教えている学校があるので、入学させる際にどの言語を勉強できるのか知るのも必要だと思います。

 

 

最後に1番違ったのが、コロナが流行りロックダウンになったときに、私立の幼稚園は毎週課題が出されていましたが、公立の幼稚園は全く課題が出ていませんでした。

 

 

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そういうところを見るとやはり私立の方が教育熱心というふうに実感しました。

 

私立といっても値段はピンキリです。クリスチャンやカトリックの私立はあるのですが、なぜかカトリックの学校のほうが安いです。

 

値段が安い私立でも教育熱心な学校もあるのでそれを見比べるのも良いと思います。

 

ただオーストラリアは広範囲によって学校があり、交通手段は通学バスか親の送迎によるのでその点も気をつけてみた方が良いと思います。

 

 

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