難病もりこの海外生活ブログ

難病になって10年。 薬を飲まずに改善。妊娠出産を経てオーストラリアに移住。病気をしてから変わった事やオーストラリアでの生活を綴ります。

病気になった時のモチベーションで病気は和らぐ?

こんにちは。もりこです。

 

10年程前、大動脈炎症候群という難病になりました。

 

最初は原因不明の高熱で病院行っても分からず、1ヶ月後の検査入院で診断されました。

 

その頃はまだ20代後半。

結婚もしてたし子供もそろそろ欲しいと思ってた矢先の出来事で、かなり落ち込みました。

 

医者からは一生病気と付き合って行きましょう、と言われたあの日を今でも忘れる事は出来ません。

 

子供は産めますか?と聞きたかったけど、こんな病気になった私が聞けることじゃないなと思い聞けずにネットで調べまくったり。

 

一生治らないなら、いつにか死んでしまうのかな?

 

なんで私が?

 

色んな不安が頭の中をグルグルしてました。

 

原因不明の病気は完治する薬がない。

 

発症例が少ないため研究もあまりされていない。

 

その為、為になる情報も少なかったです。

 

それでも何かないかと本屋行ったりネットで調べたり必死でした。

 

毎日何度も体温測ったり、脈を測ったり。

 

側から見たらめっちゃ暗い人間だったとおもいます。

 

ある日友達が旦那がいるのに浮気をして家を飛び出し、私の家にしばらく泊まってたことがありました。

 

その子は浮気した事をすごく後悔して精神的に病んでました。

 

仕事は行くもののたまにドタキャンして帰って来ちゃったり。

 

ご飯食べてたと思ったら、急に居なくなって食器片さず部屋で寝てたり。

 

朝から酒浸りになってたり。

 

そんな彼女を見て思ったんです。

 

めっちゃ不幸せオーラ出してるなぁ。

一緒に居たくないな…と。

 

その時ハッとしました。

 

今の自分もこんななんだ!と。

 

その頃旦那が早く帰って来てくれませんでした。

 

普通なら病気の私を看病してくれるのにと毎日不安と不満でいっぱいでした。

 

喧嘩した時に言われたのが、不幸せオーラ出してるお前と居たくないなと…

 

すごい酷い事を言われてとても傷つきました。

 

でもこの時旦那の気持ちが分かったんです。

 

そりゃあ帰って来たくないよね。私も不幸せオーラ出してる友達といたくないもん。と。

 

それから気持ちのスイッチが変わりました。

 

数日後、旦那に最近明るくなったねと言われました。

 

やっぱオーラって自分次第で変わるんですね。

 

それから病気も心なしか良くなった気がしました。

 

病気の事を受け入れてこれから何が出来るか?と言う捉え方をすることにしたら前に進めた気がしました。

 

先ずは今の自分を受け入れる。

それがとても大事なことでした。

 

f:id:jumping2the4:20180706224926j:image