難病もりこの海外生活ブログ

難病になって10年。 薬を飲まずに改善。妊娠出産を経てオーストラリアに移住。病気をしてから変わった事やオーストラリアでの生活を綴ります。

難病を持ちながらの妊娠

こんにちはもりこです。

 

私、実は8年前に難病指定の大動脈炎症候群という病気になりました。膠原病です。

 

2005年の時点では5000人、そこから年々数は増えてるそうです。

 

女性の割合が9割、発病する年代は20代が1番多く、次いで30代、40代だそうです。

 

症状は大動脈に炎症が起きる。大動脈が炎症する原因で狭窄、肥大したりします。またの名を脈なし病と呼ばれるので脈が無くなってしまうんですね。

 

血がきちんと循環しない為、手足のだるさ、頭痛、失神、高血圧、高熱になる事も。炎症する大動脈が大事な臓器の近くである場合はもっと深刻です。

 

私も最初は何週間も続く高熱に悩まされ、病院で精密検査した所この病気が発覚しました。

 

私は当初30歳になっており、結婚もしていた為、大動脈炎症候群で妊娠は出来るのか?と不安でした。

 

先生には、『治らない。一生この病気と付き合って生きましょう』と言われた衝撃は今でも忘れる事は出来ません。

 

本当に治らないのか?なぜ私はこの病気になったのか?原因を探るべくいっぱい調べました。

 

調べた結果出した答え。

 

それは、

 

 

 

 

 

薬を飲まない事。

 

 

 

普通は先生に言われたら薬を飲まない選択なんてありませんよね?

少しでも症状を抑えていきたいと…

 

私は違いました。勉強していくうちに怖くなったんです。薬浸けになる自分が。

 

この病気の症状を抑えるには、ステロイド免疫抑制剤等の強い薬を飲みます。

これらは症状が落ち着いてきたら、少しづつ量を減らしていくのですがその減量も簡単なものではありません。

 

強い薬は必ず副作用があります。

 

 

ステロイド

炎症を抑える効果がありますが、副作用として、糖尿病、白内障緑内障胃潰瘍精神障害感染症の誘発、骨粗鬆症、筋肉低下、体重増加、顔のむくみなどが挙げられています。

 

免疫抑制剤

こちらもステロイド同様、似たような副作用があります。腎障害、肝障害、神経障害など。

 

膠原病て、自分の免疫が何らかの原因で自分の細胞を攻撃してしまうんです。

 

なので、免疫を抑制する事により、炎症を抑えるというのですが、それでは外部からの細菌も防げませんよね?

 

巷では免疫力を上げる事が健康でいれる。

と、聞きますが、こんな薬を飲んだら一生健康になんてなれません。

 

一生治らない。薬を飲んでも治らない。

薬の副作用で悩まされる人生を送る。

 

こんな酷な事ありますか?

 

そして、女性なら誰しも考える妊娠。

 

症状が治まっていれば妊娠は可能だと言います。

 

でも、自分の栄養、細胞から出来る子供が、薬浸けの私から産まれたら健康で産まれて来る保障なんてありますか?

 

自分の身体は自分で癒す。そう心に決め、薬は飲まない事を選びました。

 

もちろん先生は大反対。

 

しかし、発病して8年経った今、病気は消えて妊娠しました!

 

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先週の血液検査の結果です。

 

この病気になると、CRP定量という所が以上に高くなります。私は発病当初この数値は7とかでした。

 

妊娠当初は少し高く5月の時点では、1.96ありましたが、どんどん下がっていきました。

 

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難病と言われる病気でもこうやって自分の免疫で癒されるんです。

 

また近々、薬を飲まないでどうやって症状を抑えて行ったのか書きますね。

 

今日言いたいのは、

医者に頼りきらない事。

病気には必ず原因がある。

そして自分である程度は癒せる。

免疫力を日頃から高める食材を摂取する。

 

という事をわかって欲しかったです。