オーストラリアの物価。住みやすいか?
こんにちは。オーストラリア在住のもりこです。
オーストラリアのメルボルンは世界で住みたい街ベスト10に入ります。
町の外観がヨーロッパの雰囲気に似てる部分もあったり、近代的な部分もあったりと楽しめるからでしょうか。
それにカフェも有名だったりお洒落な街です。
実際クイーンズランド州のゴールドコーストから移り住んで思ったのはやはり外観の違いですね。
ゴールドコーストはビーチに面していてまさに南国の街!という感じです。
冬は一応少し厚めの上着が必要になりますが、ダウンジャケットほどではありません。
人も陽気ですが、どこか世捨て人みたいな人が多いのも否めません。
ゴールドコーストはサーフィンのメッカでもある街。
毎日サーフィン出来て、最低限の生活さえ出来れば良いという考えの人が多いため、国の援助を受けて生活してる人がたくさんいます。
実際ゴールドコーストに住んでない現地の人達には、住む街ではないと言われてます。
メルボルンは四季がある為冬は寒いです。
南極からの風が極寒。
夏も暑い日もあれば寒い日もあったりと気候が目まぐるしく変わり、体調を崩しやすいかもです。
衣替えが無い街と言われています。
さてさて物価ですが、どこの州でも街なのか田舎なのかで変わります。
ですので、一概にメルボルンの方が高い!と言えなくなってるようですが、今回は食べ物の物価事情です。
食べ物は日本の倍!と考えておいて下さい。
例えばカフェ。
フルーツが乗ったパンケーキ。
イカフライが乗ったサラダ。
ポーチドエッグが乗ったパン。
カフェオレとホットチョコレート
合計70ドルちょっと。
日本円で6千円弱です。
ちなみにこれは大人2人と子供1人。
東京のオシャレなカフェと同じくらいですかね。
ちょっと高めのランチです。
だいたい普通のカフェでランチするなら、1人2000円から3000円を見といた方が良いです。
日本みたいな安いランチ屋さんは基本ありません。
ショッピングモールのフードコートくらいなら、飲み物なしで10ドル前後、千円くらいで収まるでしょうか。
この前友達家族とディナーに焼肉に行ったら合計2万円でした。
焼肉も日本とは違い高級なお肉屋さんはありません。
ほぼ赤身です。それを考えると高いと思います。
あと、スーパー事情も若干高めの気がします。
ほぼオーストラリア産。食べ物はあまり輸入してないので高いのでしょう。
バナナは1キロ300円くらい。
マッシュルームは1キロ1500円くらい。
と野菜や果物はそこまでではないのですが、シーフードがめちゃくちゃ高い。
量り売りだと、サーモンやエビは1キロ2500円くらい。
日本でよく売っている光物の魚(鯖やイワシ、鯵などでしょうか)は売ってません。
たまに新鮮な魚屋さんで売っている事もありますがそれも高いです。
養殖がなく、天然だからという理由もあると思います。それに人件費も高いのです。
厚めのサーモンの切り身を2枚買うと1000円くらいになってしまうので、なかなか食べれません。
海に囲まれた国なのに日本と違い魚の種類も少なくて高いのです。
牛乳は安いです。
と言っても日本もそこまで高くないですよね。
乳製品はとても豊富な種類がおいてます。
お米は10キロ2000円弱。
日本より質はだいぶ落ちます。
お酒は日本みたいな発泡酒が置いてなく、質の良いビールが豊富に置いてありますが、そういったビールは高いです。
高いビールは6本入りで2千円弱です。
安いビールで6本入りで1000円くらいでしょうか。
ワインは比較的安くても美味しい銘柄がいっぱいあります。
また、タバコは年々上がっています。
例えばマルボロは25本入りの箱で3千円位するのです。
そんな高くてもやめれない人はいっぱいいます。
こんなになにもかも高いのに生活できるのか?と思いますが、こちらの給料は日本より高いです。
時給で言うと最低賃金が1時間1500円くらい。
日曜日や祝日は時給が2倍になったりするのです。
そして、毎週か2週間に一回の給料日。
皆んな貯めることを考えず使っちゃうから、高くても浪費しちゃうのだと思います。
ちなみに家賃は立地によって全然違いますが、うちは3ベッドルームに駐車場2台、表と裏に庭ありで月に13万円くらいです。
場所はメルボルンから1時間離れた街。
光熱費も日本と変わらないです。
昔ゴールドコーストの、街のど真ん中の高層マンションに住んでた時は、ワンベッドルームで15万円くらいでした。
やはり街の中では高いです。
1番の節約は酒もタバコもしない事が節約に繋がりますね。
日本から来る時はこの2つをやめてきたらなんとか普通に生活できます。